Jake Buggの1stって傑作だったよね

最近、昔聞いてた音楽をいろいろ振り返っていて、そんな中でジェイク・バグが出てきたときって本当に衝撃だったなあと。

Jake Buggの1stこそ、10年代の意味あるアルバムだと思う

実は、僕とジェイク・バグ、同い年なんです(笑)

イギリス出身のシンガーソングライターなんですが、彼は17歳でマーキュリー・レコードと契約。その翌年にノエル・ギャラガーとストーンローゼズのオープニングアクトに抜擢されるという、すごいスピードで注目を集めたシンガーです。

1stの頃は基本的にアコースティックスタイルなので、小難しいことって何一つしていないんです。まあ、たまにバンドセットでエレキギターを構えることはありますが、それでも至ってシンプルな構成。

ちょうど彼が初来日したときにライブを見に行ったんですが、ジェイク・バグとベースとドラムだけで、非常にシンプルな構成でした。

なのにもかかわらず、圧倒的に洗練されたポップさがあるんですよ。しかもちょっとクラシカルな雰囲気すら感じる。フォーク的な部分ではボブ・ディランを、エレキギターを構えるとニール・ヤングを彷彿とさせるような、それでいて相当に歌がうまいし、リードギターだってバリバリ弾けちゃう。

男だけど、一目惚れしちゃいました....。

ハッキリ言って1stアルバムは、捨て曲なしです。これがマスターピースっていうものですよ。10代でこの貫禄って出せるのかよ...って当時はうなだれたほど。

あと、サウンド自体は洗練されているんですけど綺麗すぎないというか、ちょっとした「粗さ」みたいなものもあるんです。そこがまた泥臭く感じていいんですよォ.....。

何だこの人、だんだん気持ち悪くなってきたぞ...

1stのその後

本国イギリスでは、この1stがめちゃくちゃ売れまくって、チャート最高位は1位でした。が、2作目が3位、3作目が4位と、若干失速気味です。それでも結構売れているんですけどね。

まあ、1stで傑作を作ってしまうと、その後のプレッシャーって凄そうです。バンドだとメンバー間の相互作用があったりして、新しいジャンルに挑戦してみたりとか、そのバンドのキャラクターみたいなものが出来上がったりするんでしょうけど、彼の場合はフォークのソロなので、そういう意味では孤独との戦いでもあるのかもしれませんね。常にシンプルにならざるを得ないからこそ、センスを問われるというか。

この人、何様なの....

まあ、とはいえ顔もイケメンだし、彼のセンスは本物なので心配する必要なんてないんでしょう。あと、自分でボブ・ディランを引き合いに出しといてなんですが、みんなが言うほどボブディラン的ではないと思います(笑)

フォークのフォーマットで、本国イギリスではセンセーショナルなデビューを果たした10代の若者をメディアが取り上げると、どうしてもボブ・ディランの再来とかっていう謳い文句がついてしまうものなんでしょう。

ディランのファンだけじゃなく、フォーク・ロックが好きなすべての人に聞いてほしい1枚です。