【書評】ひろゆきさんの、働き方 完全無双 を読んでみた。

【書評】ひろゆきさんの、働き方 完全無双 を読んでみた。

こんにちは、yasubeeeです。

今回は、久しぶりの書評。最近テレビなどで見かけることの多い、西村博之さんの最新の著書。

その名も「働き方 完全無双」という、なんとも心強いタイトルの本です。

まあ、ひろゆきさんと言えば老若男女がご存知の「2ちゃんねる」を作った人ということで有名ですが、世の中のイメージといえば「IT畑のエクストリーム論破おじさん」みたいな感じでしょうか?違いますか?そうですか。

働き方 完全無双

さて、僕自身ひろゆきさんのファンな一面もあり、ニコニコ生放送やユーチューブ配信などをちょくちょく見ているので、ひろゆきさんの性格とか趣味嗜好はある程度は把握しているつもりです。そのうえで本書を読んだうえで印象的だった点についてまとめてみたいと思います。

この本のテーマはタイトルにもある通り、「働く」ということに関してがほとんどです。

人間が生きていくには基本的に、労働をして得た給料で食べ物を買ったり家賃を払ったりして生きていくのですが、僕が知る限り、ひろゆきさんは若い頃から、いかにしてそこから脱却するかを考え続けて生きてきた人だと感じています。実際、生配信などでは、生活保護やベーシックインカムなどについて語ることも多いです。

沈みかけた船の日本

まず、冒頭は突然「先進国に生まれたあなた、残念でしたね」という死の宣告から始まります。世界でも1位2位を争う経済大国であった日本が、次第に世界の中での競争力を失っていき、衰えていく一方であるという前提のもとで、あまり希望の持てない未来が待っている日本において、どうやったら勝ち組になれるかという点について書かれています。

読んでいくと、なるほどなと思わされる点が多くありました。能力(スキル)があれば勝てるとは限らない(=立ち回りが良ければ飛び抜けた能力がなくても勝つことは可能)という話だったり、能力だけを伸ばしても、そこの環境だったり、立場(経営者と従業員の関係など)によって結果は大きく変わってくるという話です。これは、結構納得しました。

 

頑張っている人の足を引っ張る日本人

ひろゆきさんは、「優秀な人にはビジネスでガンガン稼いでもらって、たくさん納税してもらったほうが日本全体としてハッピーだし、無能な人は働かなくても、ベーシックインカムでそれなりにのんびり暮らしていけるじゃん。」といったような考え方をしていて、私も基本それには超賛成です。しかし、日本にはお金持ちを妬んだり、働かないやつは悪だという考え方が根強い気がします。けど、そういう雰囲気って日本全体で見たら損しているような気がするんですよね。好きなことをやりたい人は全力で頑張って、結果いろんなコンテンツが生まれて稼げるようになるし、働きたくない人はダラダラと暮らすっていう未来があってもいいと思います。やりたくもないことを我慢して無理に働くから、結果としてブラック企業とか自殺とか、働かないやつ(ニートなど)は悪だっていう考え方が出てきてしまうのかな〜と思いました。

お人好しが損する社会

会社において、「私なんでもやります!」という人は上司や同僚からの評価が高いのですが、それってつまり「コイツに振ればなんでもやってくれる」っていう意味の評価の高さだったりします。それは、スキルの高さが評価されたのではなくて、ただ単に都合のいいヤツとして評価されたということですよね。本書では、そのことに触れていて「なんでもやります!」という姿勢が、結果ブラック企業を生み出していることを指摘しています。なので勇気を出して断る必要性も考えさせられました。社会で働くうえで、断るってなかなか怖くてできないんですが、案外一回断ってしまえば簡単なことなのかもしれません。最悪、会社を辞めるという決断も必要なんですね。

 

お金を貯めることの重要性

これは、ブラック企業とかお人好しの部分にも繋がる話なのですが、働くのが嫌になったらいつでも辞められるという状態を作るには、やはりお金を貯めるしかないよねという話です。ですので、せっかく昇給しても今までより贅沢をしてしまう(生活レベルを上げてしまう)人は、いざ仕事をやめたくなっても働き続けるしかなくなりますよ、とひろゆきさんは言っています。そこで、ひろゆきさんはお金が貯まる人の思考法についても語っています。

 

相手を威圧するための筋トレの重要性

これも面白いなと思ったのが、筋トレの重要性について書いていることです。筋トレというものは普通、アスリートだとか日頃運動をする人がするものだと思いがちですが、ひろゆきさんはビジネスにおいて相手と対峙したときに自分を有利にするための筋トレを薦めています。つまり、野生の勘といいますか、自分より体格が大きい相手に対しては強気に出られないという心理を活かすために身体は大きくしていたほうが良いよ、ということですね。まあ、それだけじゃなくて、運動することはストレス発散になりますし、鬱の予防にもいいみたいなので、デスクワークの人こそ筋トレをしてみると良いかもしれませんね。

 

トカゲ事件

ユーチューブの生配信などでもたまに語られるひろゆきさんの「トカゲ事件」。個人的にけっこうツボなエピソードなんですが、本書でもそのことについて書かれているので、知らない人は買って読んでみると良いと思います(笑)

 

社会に殺されないための防衛論

第2章からは、社会に殺されないためにいかに防衛していくかということが書かれています。

この章で書かれていることは、バフッとしたことではなく割と具体的な防衛策が書かれているので、実践に速攻活かせるような内容となっています(笑)ここで、ベーシックインカム、生活保護についても触れられています。あとは、僕もすごく実感している「睡眠」の重要性についても語られていて、個人的にここは読んでいてかなり面白かったです。やっぱり睡眠不足で十分なパフォーマンスができる人の方が少ないと思うので、眠かったらさっさと寝てしまうというのは正解だと感じました。

良く分からないものを恐れない

ひろゆきさんは、日本の「良く分からないものはとりあえず規制しよう」という姿勢が、結局は新しい技術やサービスを潰してしまう面を分析しています。結局、国の規制っていうのは国民の総意でもあるわけで、これは国が悪いというよりは日本人の特性のような気がしますね。なんでもかんでも、『良く分からないもの=危険』という思考停止の状態というか。いろいろな批判を浴びた2ちゃんねるを作ったひろゆきさんだからこそ、身に沁みてそういう部分は感じてきたのだと思います。

 

まとめ

他にもいろいろ面白かった部分はたくさんあるのですが、特に印象に残ったのはこんな感じでした。まあ、あまり書きすぎてもあれなのでここら辺で止めておきます。正直、日頃ひろゆきさんの配信を見ている人にとっては、聞いたことある話があったりするかもしれませんが、それでも読み物として読むとまた違った面白さだったり、自分とは180度真逆の視点で世の中を見ている人なので、気付くことが結構あります。この本だけで無双になれるかっていうとそんなことはないですが、自分では思いつかないような考え方とか、そういうものが見つかるので、そういう意味では是非読んでみると面白いかもしれません。無双になれるかどうかは、自分の行動次第ですけどね。。。と。